[感想] 仮面ライダーウィザード第５１話「最後の希望」

※ネタバレありです。ご注意くださいませ。

だいぶブログをサボってました^^;; なぜなら、鎧武のスーツアクターは高岩さんなのか？と心配で眠れぬ日々を過ごしていたから。←ウソですm(_ _)m

鎧武は高岩さん、バロンは永徳さんと確認できたので、安心して書きまするｗ（by東映公式。10月2日発売の鎧武キャラクターブック記事紹介より）

第５１話で実質的な最終回を迎えた、仮面ライダーウィザード。

見逃しなく１年間ちょっと見続け、また一つ、好きな作品が増えました。５２話５３話は、おのれディケイドな特別編。鎧武も登場してましたね。これは後でまとめて書くとして、まずは実質的最終話の感想を。

第５１話「最後の希望」

コヨミが消えてしまったのは切なかった。けれど、コヨミの最後の願いを叶え、コヨミの魂だけでも救いたい。それが、晴人自身の希望。ここにグッときた。

自力で絶望から打ち勝ち、魔法使いになることを受けいれ、いつも誰かの希望となって戦ってきた、晴人。全てを一人で抱え込む孤高のヒーローぶりは、終盤ちょっと辛かった。

最後は、自分の希望のために戦った晴人。そうそう、これが見たかったんだよね！最後の変身では胸が熱くなった。

敵を倒すとか、ただ石を守るとかじゃなく、魂を救うっていうところも良かった。（←ここでゴーカイジャー好きは、第30話「友の魂だけでも」を思い出すよね。シドせんぱ〜いｗ）

賢者の石を取り出す瞬間。

コヨミの魂とつながり、コヨミに手を伸ばす晴人。しっかり繋がれた手と手。オープニング映像とリンクするシーン。素敵でした。コヨミの魂を救うということを表すんだろうけど、コヨミが晴人を救うようにも見えてしまった。コヨミの魂を救うことで、晴人自身も救われるような。

ビジュアルがドストライクだったウィザード

思い返せば、放送前からキラキラでスマートなビジュアルに、期待大だったウィザード。ロングコート好きな私には、まさにドストライク。フレイムスタイルがとにかく格好良かった！　ラストもフレイムスタイルで嬉しかった！

初回から、動き出したとたん、キラキラひらひらに目を奪われたっけ…。ＸＭＡ（エクストリームマーシャルアーツ）を取り入れた華麗なアクション。コートの裾が、ひらひらひらひらするたびに、

ウキャー！（≧∇≦）

で、楽しい１年間でした（笑）

指輪をつけているゆえに、パンチ禁止だったウィザード。子ども達が真似して、指輪つけたままパンチすると危ないから。実際、ウチの末っ子クンもウィザードごっこではパンチしないもんね。子どもって結構よく見てる～ｗ　

リングが割れてしまった後、ソラくんから賢者の石を取り出すためのパンチ。その渾身の一発のみ、というのも良かった。パンチが無い分、足技やソードガンづかいが印象的なライダーでした。

ＸＭＡの本格的な技の部分は、高岩さんではなく、杉口秀樹さんという専門の方が演じられていたそう。とは言え、高岩さんもかなりの運動量になるＸＭＡ的な動きをこなしていたとか。

お二人のおかげで思う存分、コートの裾ひらひらにトキメキまくれました。

それはさておきw

ライダースーツ同様に、細身長身すっきりした顔立ちの晴人クン。綺麗な人で、これまた見ていて楽しかった。

ルパン三世並みに細く長い足も、ドストライクｗ　特に立ち姿が美しい。高岩さんウィザードのこれまた美しい立ち姿と見事にリンクしてました。

そうそう、笛木がサバトをひらこうとした回。

晴人クンの片手腕輪状態…(//^^//) あれは美形とスタイルの良さが引き立った～（爆）もうちょっと長く繋がれててもよかった…って話があらぬ方向に行きそうなので、自粛ｗ

あっぱれ！仮面ライダービースト、仁藤くん

書く機会を逃したけど、第49話での仮面ライダービースト、仁藤くんのヒーローっぷりは凄かった。

やれ古の魔法使いだとか、やれアーキタイプだとか、やれマヨラーだとか言われ続けた、ビースト仁藤くん。

しか〜し、49話で逆転満塁ホームラン並みの漢ぶりを見せつけた。最近の２号ライダーで、最後でこんなに大活躍したのは見たことないかも。

晴人クンが拘束状態で萌え要員にしかならない間に、捨て身でキマイラを解き放ち、サバトを止めてみせた！自分を犠牲にしようとしながらも、笑顔だったところなんて、とにかくカッケかった！

が！これが49話。残り２話は変身無しなのは、なんかもったいない気もしたり。

でもでも、漢、仁藤。最終話での生身の戦いっぷりも熱かった！変身できるかできないか、じゃないんだよね。倫子ちゃんも駿平君もそう。守るべきもののために、精一杯立ち向かう。

あっぱれ！ビースト。あっぱれ！仁藤くん。

L、O、V、E、投げキッス！じゃなくて、L、I、O、N、ライオン！な変身、好きでした。ベルトは買わなかったけど^^;;

チェンジ ナウ、３人の魔法使いメイジ

３人の魔法使い達、真由、譲、山本が集結し、仮面ライダーメイジに変身するシーン。ここ、良かった。

それぞれに、過去を乗り越え、今を、未来を守ろうと決意する魔法使い達。

とくに山本の科白がリアルで熱かった。「今もよくわからない…」「怖い」「逃げ出したい」と言いながら、それでも、自分の背中にいる人を守ろうする決意。

正直ちょっと微妙と思っていたメイジ。でも、山本の言葉を聞いて、メイジはヒーローへの出発点なのかもと感じた。

華奢な見た目と裏腹に、晴人クンはけっこう完璧なヒーローだった。仲間の助けや支えもあったけど、わりと自力でがんばれる人ｗ　ブレない、希望を無くさない。全部背負って、逃げずに戦い抜く。

「落ち込んだりもしたけれど、私は元気です。」いや、違った^^;;

「俺が最後の希望だ。」つって。

絶望からゲートを救うため、エンゲージのリングをはめて、「俺が最後の希望だ。」だもんね。なに～、その萌え科白ぅ～！と最初は思ったもんだったｗ

でも、誰かの最後の希望になるなんて、本当はめちゃめちゃ重い役目。よほどの覚悟がいること。そんな重い覚悟を、あえて宣言して戦うことができるのが、晴人クン。最初に登場したときから、ヒーローとして完成しちゃってた。

山本の「怖い。逃げだしたい。でも…」という言葉。「でも…」からが、ヒーローの出発点。

いつか、自分で決めなくちゃいけない時がくる。いつか、自分で戦わなくちゃいけない時がくる。いつか、誰かを守るために立ち向かわなくちゃいけない時がくる。それは怖い、逃げ出したくなること。だけど、一歩踏み出したら、変われる。チェンジ ナウ。

完成しちゃってるウィザードにも、はじめの一歩があったはず。ウィザードみたいになりたいけどムリ…と弱気な子にも勇気をくれたよね、メイジ。

とは言え、ウィザードのビジュアルと比べて、ちょっと可哀想だったよねw

可愛くて怖かったラスボス、ソラ君

やたら長くなったので、あとは流します（笑）

秘かに最もお気に入りキャラだった、グレムリン、ソラ君。

可愛い顔で人懐っこく振る舞いつつ、敵味方を問わず掻き回す。見かけの可愛さと、ゾクッとする怖さが共存するダークキャラ。人間の時は猟奇殺人犯だもんねぇ。かーなーり衝撃的だった。

グレムリンと呼ばれることを嫌い、ファントムになっても人格は滝川空のままだと言い続けていた、ソラ君。

なぜ、あんなに人間に戻ることにこだわっていたのか。はっきりとは言ってなかったけど、結局は化け物な見た目が厭だったってことかと。なんかね、深～い訳とか無いと思う。美容師だったし、見た目キレイでいたい的な？

名前も外見もキレイな「空」君だけど、人間だった時すでに、人の心は失っていた。心はもう化け物だった。だから、ファントム化しても人格が消えなかったんだろうね。

ラスボスがソラ君で良かった。
無邪気すぎなほど悪なソラ君だからこそ、人じゃねぇ！って切り捨てられても納得できる。それに、最後まで美形を楽しめたしw←こっちが本音（笑）

ホープリングと旅立つ晴人クン

バイクで旅立つ。もう、それだけで仮面ライダーの最終話として、じーんとする（笑）

コヨミちゃんの意思を受け継いだ、賢者の石の指輪。ホープリングを誰にも見つからない場所に隠すため、旅立つ晴人。

いずれ、海東とか財団Ｘとかに見つけられて、MOVIE大戦しちゃいそうな気もするが…。とにかく、コヨミちゃんの魂を静かに眠らせてあげましょう。

１話と同様に、プレーンシュガーをかじり、手についた砂糖を拭かずにバイクに乗る、晴人。「もう～、バイクがベタベタになるってば～！！」と、世のお母さん方をやきもきさせつつ、旅立つのだった…。

↑こんなオチですいませんm(_ _)m

あ、そうそう。

全て「私がやりました。」でお馴染みなロン。じゃなくて、国安０課のロン。(←最後まで名前覚えられなかった(^^;;)

結局、何もしてなかったw お茶吹いてただけでした（爆）

桜もちからのお知らせ

当ブログのヒーローもの感想などに使っている商品画像は、アフィリエイトリンクです。楽天、リンクシェア、Amazon.co.jpアソシエイトなどを利用してます。

リンク先は、各々の商品ページです。