仮面ライダー鎧武、終わってみたら結構好きだったかもと思った

仮面ライダードライブが始まり、期待できそうと思いつつも、鎧武が終って意外にガイムロスw

最終話は、事実上のラスボス戒斗との闘いを終え、紘汰と舞が宇宙へ旅立ち、貴虎兄さんが目覚めてから7ヶ月後のお話。

第47話「変身!そして未来へ」もろもろ回収、未来へつなげ的なイイ後日談だった。特別編とか言ってたの誰だ?←アタシだよ(古っ!)

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1年間の重み

仮面ライダー1シリーズは1年間。(ディケイドは半年。おのれ、ディケイドw)見続けていると、愛着がわいてくる。

キャラとか世界観が好きでハマッた作品(最近ならWとかオーズとか)は、ずっと見ていたいくらいで、終盤、もうすぐ終わってしまうのが寂しくて仕方なかった。

鎧武の終盤は、最後はどうなる?早く収拾してくれ!な感じで、終わりが待ち遠しかった。鬱々としたまま終わりませんようにと願い続け、終わり方を見て、ようやく、鎧武好きだったかもと思った。

1年間、見続けといて良かった。

最終的に黄金の果実を手に入れ「始まりの男」になった紘汰。

1話から顔を見せてた「始まりの女」な舞ちゃんはいいとして。終わりがあの金髪って、どうよ…とか、立ち姿の足クロスがw…とか、すげー簡単に帰ってきてる…とか、そんなことはもう言わない。(←言っちゃってるが)

見終わってみて、「1年間、頑張ったね。」とねぎらいたい気持ちになった。

悩みながら迷いながら、それでも進むしかない。紘汰はゆっくりすぎるほど、少しずつ少しずつ成長してきた。

演じる佐野岳くんも、悩みながら、ゆっくり成長してきたと思う。たぶん、この1年以上ずっと、すっごいすっごい悩んだんだろうな。見ているこっちも、紘汰って掴みにくい役だなぁと思うもん。

仮面ライダー鎧武/ガイム 第一巻

目指した道を突き進み、己の信念を貫き通した戒斗。人も自分も欺くが、自らが溺れ、もがき続けていた光実。

この2人の考え方や行動が極端だっただけに、正直、普通というか、地味な主役だなぁとも思ってた。

そんなちょいジミ紘汰こそが黄金の果実を得るにふさわしかったのは、普通であり続けたからかもしれない。

目の前で困ってる人が居て、助けられる力を持ってるなら見過ごせない。

最強の力を得たら…とか、より現実的に助けるべき人を…とか、そんなこと考えるより先にある、人間らしい普通の感覚。その普通の人間らしさを持ち続けられる強さがあったってことかなと。

最後の最後に、人間ではない「強くて何でもできる」存在になった紘汰。そして、その最強の姿が似合わない紘汰(笑)

きっとこれからも、人間らしく、悩み迷い「泣きながら進んでいく」んだろうなと思わせる、紘汰らしいヒーローの姿だった。

『仮面ライダー鎧武/ガイム』キャラクターブック(vol.ONE)

佐野岳くん本人も、普通でいる強さを持ってる子なんじゃないかなと思う。

最近じゃ登竜門なんて言われるくらい、ライダーをはじめとするヒーローものには、演技経験の浅い若い役者さんが出ることが多い。

ときには、第1話を見て、あららら…これで1年間大丈夫?と思うほど、大根な子もいたりする(←佐野岳くんのことではないです!)

でも、ライダーとか戦隊とか、ずっと見てて思うのは、子ども達のヒーローとして求められるものは、演技力よりも、もっと違う力なんだろうなということ。

子ども達は、1年間、彼らをヒーローとして見つめ続ける。演技とは別に、その人の中に、ピュアな目に応えられる「何か」があるかどうか。

その「何か」が、佐野岳くんにもあったと思う。

1年1年、こうやってヒーローが育まれていく姿を見ていると、感慨深くて、お母さん涙が出ちゃうわ…w

『仮面ライダー鎧武/ガイム』キャラクターブック VOL.ZERO FIRST BATTLE (TOKYO NEWS MOOK 379号)

『仮面ライダー鎧武/ガイム』キャラクターブック VOL.ZERO FIRST BATTLE (TOKYO NEWS MOOK 379号)

お帰りなさい!生身の貴虎兄さんw

長くなりそうなので、唐突かつ強引に進みまするw

貴虎兄さん推しの私としては、生きてただけで万歳三唱。目覚めたときのフッ、てな感じの微笑みに狂喜乱舞、最後のミッチへのむけた笑顔に速攻キュン死。

変わらぬ美形、変わらぬスーツ姿、変わらぬワーカホリックぶり、変わらぬ兄弟間のぎこちなさ(←お互い気づかいつつ、ぎくしゃくした食卓w)…

素敵だった(笑)

紘汰から相変わらずの超タメ口で「変身だよ。貴虎!」って言われてなかったか?w

いやいや、そう言われても急には変われないし…的なところが、かえってリアルでよかった。なかなか変われないミッチといい、やっぱり兄弟だわ。

ACT-Heroes (アクトヒーローズ) 2014年 10月号 [雑誌]

再生のためのエピローグ

最終話、ミッチが再生するためのお話になっていて良かった。

紘汰が長い時間をかけて変わっていったように、ミッチもすぐヒーローになれるわけじゃない。それでも、周りを見れば、もう一度、手を伸ばしてくれる仲間がいる。

変わろうという気持ちがあれば、何度でも「今度こそ!」と立ち上がって進めばいい。

それから、城乃内クンも!

ずっとわだかまっていただろう、初瀬ちゃんへの想い。それをちゃんとはき出して、昇華させてたのが、すごく良かった。

最終話で一番泣けたのは、黒影への変身だったもん(涙)

もやもやしたところを、思っていたより丁寧に回収してくれた、最終話だった。

ところで、最後の敵となった、仮面ライダー邪武。

女の子の棒読み演技には驚いたけど、あれ、映画のコウガネが復活するなら、そのままマルスでいいんじゃない?

てか「コウガネ?誰だ?」って、映画観てなきゃ皆そう思うよね(汗)

久々に、女性ライダー出したかったんだろうね。「ジャム」ってネーミング使いたかっただけだよね、きっと(笑)

【追記】↑久々に…ってw 耀子姐さんを男扱いしてるみたいで、ごめんなさぁい!マリカの後、久々に…という意味でした。いや、男より男らしいとか、そんな意味では…ゲフンゲフン(笑)【追記ここまで】

「仮面ライダー鎧武/ガイム」フォトアルバム 武装果実録

そして、未来へ

ラスト。穏やかな表情の戒斗が現れて、ここが2番めの泣きどころだった。

「みんな、過去を乗り越えて、前へ進もうとしている。人類にはまだまだ未来があるよ。」

そう言う舞に、答える戒斗。

「だが、いつかまた間違える。再び争い、傷付け合う。」

でも、以前のような怒りはなく、とても穏やかな顔で。

舞も、戒斗を受けとめるように言葉を続ける。

「そうだね。そして、そのたびにやり直す。間違いを正しながら、少しずつ歩いていく。」

「やはり、お前は強いな。」

微笑みを浮かべたまま消えていく戒斗。そして、あの御神木は人の未来を見つめていくんだろう。

戒斗が美しすぎて、その後現れた銀ピカ紘汰とのギャップにコケそうになったのは内緒、内緒(笑)

貴虎兄さん推しの母だけど、ブレずに己を貫いた戒斗もまた良かった。

自分に3%しかない戒斗成分を膨らませて演じてると言うくらい、戒斗とはまるで別人な、こばゆたゆーちゃむ氏。

彼の成長も楽しみの一つでした。

途中の鬱展開がはてしなく、長く、重かっただけに、希望を感じさせる終わり方にホッとした。見終わった今、予想外に寂しい感じ。

出演者の皆さん方は、集まってリアルタイムで最終話を見たんだって。みんな、ホントに仲よさげで微笑ましいわ。

↓久保田悠来氏のツイート

さぁ、これからガイムロスを癒やすのは、仮面ライダードライブ!

敵のロイミュード、チェイスを演じるのは、仙台出身の上遠野太洸くん!また1年、母は見守っていく所存です(笑)

上遠野太洸 オフィシャルウェブサイト / Katoono Taikou official website

↓まだ始動したばかりな、ドライブのアプリ。

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