仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ＆鎧武 MOVIE大戦フルスロットル、観てきました！

ガイムロスが長引いてたもので、公開日にやる気満々で観てきましたぁ！

鎧武は最終回のその後を埋めてくれる感動編。ドライブは番外エピソード風にしつつも、ベルトさんの過去やロイミュードの謎により迫るお話。どっちも楽しかった！

鎧武、最後の花道

神さま女神さまとなった紘汰と舞。２人が暮らす星は緑満ちる楽園になりつつあった。

が、そこに新たな侵略者が。それは、すべてを自らに融合させようとする機械生命体メガヘクツ。メガヘクツは紘汰の記憶を読み取り、地球を次のターゲットとする。舞を掠ったまま地球へ向かうメガヘクツを、紘汰は追う。

一方、沢芽市。共に戦った仲間たちは平穏な日々を取り戻し、それぞれ、前へ進みだしている。

もちろん、貴虎兄さんもエレガントな作業服とヘルメットスタイルで、斬月の中の人・淳さんと打合せしていた。

しかし突然、上空にメガヘクツと紘汰が現れ、壮絶な戦いを繰り広げる。恐ろしい強さのメガヘクツ。黄金の果実の力も奪われ、紘汰は爆発とともに消えてしまった…。

さて、ここからはネタばれもありのステージだｗ

仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ＆鎧武 MOVIE大戦フルスロットル

紘汰は消えた冒頭のあと、鎧武パート終盤まで出てこない。貴虎、光実、凰蓮、城乃内、ザックはメガヘクツと戦おうとするものの、変身できるのは光実だけ。

しかも、メガヘクツは極ロックシードまで手に入れてる。解析したデータから黒影も機械化して復元。戦極凌馬までロボ化で復元しちゃう。

さて、どうする？

ここで囚われた舞ちゃんの力でメロンロックシードが手に入り、貴虎兄さん斬月復活！やった！舞ちゃんグッジョブ！

呉島兄弟がメインだ！

鎧武パートは、呉島兄弟がほぼ主役。

やられっぱなしで終わった凌馬に、呉島兄弟が揃って挑むシーンがとてもイイ。

凌馬と貴虎、かつての友との決着。貴虎と光実、兄弟の絆。本編では掘り下げきれない、そんな心情が描かれていて、グッとくる。なおかつ、アクションも見ごたえがあってワクワクする。

新たなロックシード、ドラゴンフルーツで変身するデュークは青とオレンジっぽい赤かな？かなりカラフルで派手な出で立ち。

白と緑の斬月、紫と緑の龍玄と戦うと画面がすごく華やか。そして、やっぱり斬月の身のこなしは美しい。

凌馬はロボとはいえ、人格も完璧に復元されてる設定。「一度は私が見込んだ男だ…」という凌馬の言葉で、これでお互い、ちゃんとケリがついたんだなと思えた。やっぱり凌馬にとって貴虎は「可愛さ余って憎さ１００倍」だったのね。（←違う？）

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ミッチにとっての決着

貴虎は凌馬と決着をつけたが、ミッチは。

好きが拗れ、結局助けられないまま、始まりの女になった舞ちゃん。

ミッチにとって、舞ちゃんのことは心残りだったに違いない。メガヘクツ本体に囚われた舞ちゃんを、ようやく救うことができたミッチ。ここでやっと、ミッチも自分の気持ちに決着をつけられたんじゃないかな。

さて、しつこいメガヘクツと呉島兄弟との戦い。

兄さんがミッチに言う「信じろ！」という言葉がすごく良かった。2人の信頼が強くなったこと、ミッチがグッと成長したことがわかる場面。

時々、TV本編のシーンが回想として入るのも、さらに感動を増す。スクリーンサイズで観る、あんなシーンやこんなシーン…。あ、奥さん、残念ながら、あのシーンは無いですわよ（爆）

とにかく呉島兄弟が格好良すぎて、ワクワク、じんじん。兄さんの素面スーツからの変則的な変身とか悶絶ものだし。

絶体絶命のピンチになるまで、紘汰のこと忘れてた！ｗ

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ドライブ、最大の事件

さてさて、ドライブパート。全体的にあっさりした印象だけど、楽しかった。TV本編、映画、第０話DVD、てれびくんDVDと併せて観ると、楽しさが増すようになってるのも面白い。

例えば、TV本編では前回、なんちゃらかんちゃらベルトさんが、殺される前にベルトに意識を移していたことが明かされた。ここで「なんでベルトやねん！」と素朴な疑問を持つ。

映画を観ると、本当はサイバロイド（コア無しの強化ロイミュード）の身体に移したかったけど、無理だったからベルトにしちゃった！てへぺろ！的な理由がわかる。（←若干脚色ｗ）

来場プレゼントの第0話

来場プレゼントDVDは「第0話」として、グローバルフリーズの日が描かれてる。ここで進ノ介とバディだった早瀬が追う犯人が、てれびくんDVDではルパンを真似た犯人として登場したり。

ちなみに、第0話ではプロトドライブの素面は見られない。でも、喋る。低い声で。第一声で誰なのかは、すぐわかる（笑）うん、みんなの予想どおりなので、美形好きのお母様方、今後が楽しみですわねｗ

ルパンの挑戦状とか「犯人はこの中にいる！」とか、刑事ものだけど、むしろ「2人で1人の探偵」よりもシチュエーションが探偵ものっぽい。そのうち「じっちゃんの名にかけて」とか「真実はいつもひとつ」とか言い出すに違いない（笑）。

あ、アルティメット・ルパン役のピース綾部。実は苦手なのよね、この人。でも、出はり過ぎない絶妙な立ち位置で、嫌な感じがしなかった。

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MOVIE大戦フルスロットル

実はドライブパート以降の記憶がザックリすぎ（汗）なんかね。鎧武パートで気持ち盛り上がりすぎて、貴虎兄さんに見惚れすぎて、映画後半、ポワワーンとしちゃってたｗ

いやいや、映画はフルスロットル！

なにがフルスロットルって、紘汰。紘汰がうるささがフルスロットル（笑）

ドライブが運転するトライドロンの助手席で、うるさいのなんのって。もはや何言ってんだかわかんないレベルで、延々ずーーっとしゃべってる。

ここはスター・ウォーズっぽい迫力あるシーンなんだけど、もう可笑しくて可笑しくて、しかたがなかった。

MOVIE大戦パートがこんなに面白かったの、はじめてだ（爆）

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映画限定の三度笠なドライブからもわかるとおり、MOVIE大戦パートはギャグモード強め。特に紘汰のキャラが活きてる。

ベルト手に入れて、むやみに変身して、バイトのバイク乗ろうとして引っかかってた、あの頃の紘汰が帰ってきた感じ。

鎧武本編はどんどん重い展開になっていったから、紘汰の茶目っ気を見る機会が無くなってたけど、そうだ！こういう人だった。神さまになっても、こういうとこ変わんないなぁ！って、微笑ましく嬉しくなった。

まとめ

この頃のライダー映画のなかでは、かなり楽しめて、後味の良い作品だった。

別世界とかのパラレルじゃなく、本編と地続きなのも良かった。鎧武とドライブの世界も隣の市くらいの感覚でつながってる。紘汰がドライブがいるから安心だと話したとき、あぁ、鎧武は終わったんだなと改めて感じて寂しくなったけど…。

ただ、鎧武でライダーバトルをいっぱい見てきただけに、チェイサーがドライブとともにアルティメット・ルパンと戦い、ハート・ブレンも一緒になってメガヘクツと戦うところは、なんだかホッとする感じだった。

それから、お待たせしました！戒斗さん。（←もったいぶってみたｗウソウソｗ）

これだけかよ！って全力で突っ込み入れたいほど、ちょっぴりしか出ないんだもん。

しかも復元ロボなのだ。だけど復元でもなんでも、戒斗さんはどこまでも戒斗さんなところが、凄く凄く良かった。メガヘクツ、グッジョブ。でも、最後にスイッチOFF状態になるところは、やっぱり切なかったな。

貴虎兄さんに見惚れ、戒斗ロボに切なくなった、そんな貴方は、ぜひ外伝を（←自分のことです笑）

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