サン・ファン・バウティスタ号の船首飾りは、伊達政宗が好んだという「阿吽(あうん)の竜」。綺麗でした。
さて、石ノ森萬画館とサン・ファン館へのお出かけ記録の第3弾。書いてるうちについつい長くなっちゃって…
第1弾はこちら
石ノ森萬画館で高岩さんが変身する「シージェッタ-海斗」を観てきた
第2弾はこちら
美しいガレオン船、サン・ファン・バウティスタ号
石ノ森萬画館からの帰り道、途中でサン・ファン館(宮城県慶長使節船ミュージアム)へ立ち寄った。ここに係留されている、大きく美しい木造の復元船「サン・ファン・バウティスタ号」に乗ってみるのが、目的。
約400年前、スペインとの貿易交渉のため、政宗の命を受けた支倉常長が外交使節となり、ヨーロッパを目指した(慶長遣欧使節)。彼らを乗せて太平洋を横断したのが、サン・ファン・バウティスタ号。伊達政宗が建造させた、巨大な木造洋式帆船なのだ。
ガレオン船とも呼ばれる船式だそう。ガレオン…ゴーカイガレオンを思い浮かべるじゃねぇか!w
まずは展望台の方から、眼下に係留してあるバウティスタ号を眺めた。予想以上の大きさに、子ども達もびっくり!で、気持ちが高まる。
サン・ファン館の、これまたびっくり!なほど長いエスカレーターを下る。ホントーに長くて、なんだかワクワク。いよいよ、船とご対面。
でかい!きれい!
早速乗り込むと、なんだか海賊になった気分。「進め!勇気の旗掲げ~」(by海賊戦隊ゴーカイジャー主題歌)気分はすっかりゴーカイジャー!(←なんかズレてきたw)
船内見学の経路はロープで区切ってある。それを巡ると、まるで迷路のようで面白かったらしい。小3三女と末っ子長男は、何度もぐるぐると行ったり来たりして、大喜びだった。
船首の竜の後方には、獅子?狛犬かな?が左右に1つずつ。
慶長の昔に思いをはせる
船内には、長い航海での生活の様子をあらわした展示物や説明がある。
これに、上の子達(中1と小5)はとても興味をひかれていた。ベッドの小ささ、大砲などの装備、調理のしかたなどなど、様々な工夫について、説明を読むたびに驚いたり感心したり。
めずらしく、もらったパンフレットもかなり読み込んでる。
目的だった貿易交渉はうまく行かず、日本に戻った支倉常長。「やっと帰ってきたのに、2年で病死したんだって…。かわいそう…」「船が揺れても落ちないように、ベッドが小さいサイズなんだって。すごいね!」などなど会話がはずむはずむw
子どもなりに、支倉常長とその旅にしばし思いをはせておりました。
↑でっかい大砲は迫力満点。
風が冷たくて、ものすごい寒い日だったけど、なかなか帰りたがらない子ども達。かーなーり心を動かされたよう。
今回は閉館間際だったので、サン・ファン館の中にある展示室やシミュレーションシアターは見る時間がなく…。残念だったけど、「全部見たら次の楽しみがなくなっちゃうだろ。」とパパ。じゃあ、次のお楽しみってことで。
サン・ファンショップにあった、廃版海図で作られたレターセット、次こそ買うのだ~!(←母独自の、次のお楽しみw)
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