仮面ライダードライブのネタバレがガンガン流れてくる今日この頃。
鎧武の方は「光実!最後の変身!」ついに、装着者の生命力を吸い取るという危険なロックシードを使った、光実。
って、まさに佳境だけど、小1息子のテンションは低いんだよねぇ。
凌馬に騙され、舞を救いたい一心で命を懸ける光実の姿は、哀れ…。
終わりは見届けたい母だけど、小1末っ子息子、かーなーり前から、とりあえず見てる程度のスタンスなのだ(苦笑)。
終盤、ぐっとハードになったり、難解になってきたりするライダーシリーズはけっこうある。てか、そういう方が多いw
草加の歪みっぷりが際立った555(ファイズ)も、ダークかつ小難しくなるカブトも、それなりに盛り上がって見てた末っ子クン(もちろんDVDで)。だけど、どーも鎧武はテンション低めだ。
母が推測するに、子どもが一番感情移入しやすい年若いキャラ=ミッチが拗れちゃったせいだと思う。
子どもは子どもに共感するもんだ。
最初の頃のミッチは、あどけなく可愛らしい少年だった。主役じゃないにしても、一番子どもに近いミッチに気持ちを乗せやすかったはず。
仮面ライダー鎧武 TEAM GAIM(チーム鎧武) プルオーバーパーカー(呉島光実 )
ところがミッチは、どんどん拗れ、悪くなり、怖くなっていく。
怖いものからは距離を置きたい。ちなみに末っ子クンは、超がつくほどの怖がりなのだ(笑)
黒ミッチから離れた後、別キャラに乗り換えられればよかったけど、丁度いいキャラがいなかったんだね。(結果、トッキュウジャーに全面乗り換えした模様w)
母世代に貴虎兄さん推しが多いのも、歳が近い方が感情移入しやすいから?
いや、美形だから(笑)
【舞台パンフレット】 舞台 「戦国BASARA 3」 広瀬友祐 中村誠治郎 久保田悠来 細貝圭 川村ゆきえ
↑現在取り扱いなしだけど、載せたかっただけw
貴虎の言葉は光実の言葉
さて、幻影でも、政宗でも、もちろん美形な貴虎兄さん(笑)
貴虎の幻影は、光実の心が作り出しているもの。
光実を追い詰める言葉は、本当は光実自身が思っていること。つまり、「自分の命に価値などない。」そう考えると、光実って哀しい子だなぁ。
自分を隠し、立場を利用し、人を騙し、裏切り、うまく立ち回っていた(と自分では思っていた)時でも、無意識では、そんな自分を忌み嫌っていたんだろうね。
自分への嫌悪がねじれた形で、貴虎や紘汰へ向かってしまったのかもしれない。
偉大すぎた貴虎兄さん
でも。真宙クンの演技力をもってしても、光実の拗れっぷりは、なぜ?と思っちゃう。
555(ファイズ)では、草加雅人もそりゃぁ拗れてた。
けど、キャラがとことん歪んでた分、なぜ?と考えるより「草加だから」で納得できる力があった。人間的なオルフェノクと怪人的な人間という対比も際立たせてたし。(徹底したヒールぶりで、今では逆に愛されキャラだったりもする。)
光実は兄さんが追い詰めた的なこと言うけど、貴虎兄さんの言動からは愛情感じられてたのに…。
なので、拗れた原因をムリヤリ考えてみよう。きっと、セレブな育ち方と、偉大すぎた兄だ(笑)
自分より輝けるはずと期待し、光実に帝王学を授けた貴虎だけど、自らの輝きが強すぎ、光実の闇を濃くしてしまった。
なにしろ兄さんてば、あの一筋縄じゃいかない凌馬が、一度は「世界を捧げてもいい」と思ったほどの男だ。
そのうえ、(凌馬は気に入らなかったが)思うままに生き残りを選ぶ力を持てるのに、私欲の欠片もなく、より多くの人を救いたいと願い、行動できる人。
そのための自己犠牲も厭わないが、大きな責任を負うことも覚悟できる人。
あまりの裏切られっぷりに忘れそうになるけど、もの凄い男なのだ。
幼い頃から憧れていた兄。絶対に敵わない兄。でも、人の上に立つように育てられたがゆえ、ずっと影でいるのはいたたまれない。
ゆえに、兄とは違う世界「チーム鎧武」に居場所を求めたはずが、ここでも自分に影を落とすヤツが現れる。
兄も紘汰もいなければ
最初は紘汰に憧れてた光実。けど、そもそもセレブで賢い光実にとって、紘汰の行動は理解不能なほどバカ。
なのに、舞も周りのみんなも、自分より紘汰に惹かれてる。
(騙されやすいが)偉大な兄の影から逃れたのに、いつしか、おバカな紘汰の影になっている自分。
さらに、兄まで紘汰に惹かれ、希望を見いだしているなんて。
自分が輝くためには、兄と紘汰を排除するしかないぢゃないかぁ!…。
東映ヒーローキャスト PHOTOBOOK S.H.T. (スーパーヒーロータイム) 2014 summer (ホビージャパンMOOK 572)
…こんなんで、どーでせう?(爆)
舞ちゃんがらみの嫉妬もあるだろうけど、兄さんと紘汰に過剰反応しすぎなんだもん。影にならないために光を消すんじゃなく、もっと自分が輝こうとすれば良かったのにね。
光実、最後の変身
拗れた末、光実が辿り着いたのは、望んだものとは真逆の結果。唯一救いである舞のため、藁をもすがった先が、自らの命を吸い取るロックシードだなんて、哀れだよねぇ。
「兄さんはいつも信じちゃいけない人ばかり信じる。」
そう言っていたくせに、兄と同じく、信じちゃいけない凌馬の言葉を信じてしまう、光実。すごい皮肉だわ。
ああ、呉島兄弟そろって、凌馬にイイようにされてるのが不憫だなぁ。まさに、「全部わたしのせいだ!ハッハッハー!」状態。
かつて、黒獅子リオ様をイイようにしてたロンがデジャブる。(←ゲキレンジャーのラスボス。あれもこれも「それも、私です。」だったヤツ。)
次回、戒斗オバロ化
次回予告や東映公式にも出てる、戒斗が進化したオーバーロード体。ひえぇっ!なんか怖くなっちゃてるゾ…。
凌馬デュークも戒斗にやられそうだし。やっぱ戒斗さん、ラスボスかぁ…。
ヨモツヘグリミッチはラストだよね。紘汰と許し合っての最期になりそうなのが、救いかな。
残念でならないのは、貴虎兄さん。
仮面ライダー鎧武/ガイム サウンドロックシードシリーズ SGロックシード9 アーマードライダースペシャル [4.メロンロックシード(貴虎ボイスVer.)]
水落ちだった兄さんだけど、もう復活しないっぽいし。ミッチがいなくなれば、幻影すら拝めないもんね(T^T)
せめて、ミッチの最期、微笑む兄さんが迎えてくれるような、優しい終わりにはなりませんかね?
初回オープニング、鎧武VSバロンの合戦は、お互いインベスを率いてた。あれは、紘汰と戒斗のオーバーロード化をイメージしてるんだよね?
それなら、崖上から彼らを見ていた斬月と龍玄みたいに、兄弟が黄泉の国で和解し、下界の行く末を共に見守ってるような最期にしてほしいなぁ。
最期くらい、優しい顔の貴虎兄さんが見たいんだよぉおおお(T^T)
貴虎兄さんの殺陣が見たかったな。
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